立山・黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートです。標高3000m級の北アルプスを様々な交通手段を駆使して走破します。
※アルペンルートは、冬季休業があります。
詳しくは、立山・黒部アルペンルート 公式
今回は、その中でも当日編・2日目として、お得なきっぷを活用したアルペンルート攻略の様子を中心に紹介いたします。
準備編については、
【絶景】飛騨&立山・黒部アルペンルート攻略旅!ー移動にはフリーきっぷがおすすめ【準備編】
当日編・1日目については、
【絶景】飛騨&立山・黒部アルペンルート攻略旅!ー移動にはフリーきっぷがおすすめ【当日編・1日目】
※掲載情報は、ブログ作成時点のものです。記事の正確性には細心の注意を払っていますが、誤っている可能性もあります。実際に行かれる際は、最新の情報を公式サイト等から参照した上で移動されるようお願い致します。
また、当ブログでは、アフェリエイト広告を採用しております。広告にアクセスしていただき、商品を購入されると、利益の数%が当ブログに還元されます。

目次
- 4,2日目(富山→アルペンルート→松本・名古屋)
- ①「富山地方鉄道」富山駅(6:01)→立山駅(7:10)
- ②「立山ケーブルカー」立山駅(7:40)→美女平(7:47)
- ③「立山高原バス(直行:約50分)」美女平→室堂※臨時
- ④「立山トンネルトロリーバス」室堂(9:15)→大観峰(9:25)
- ⑤「立山ロープウェイ」大観峰(9:50)→黒部平(9:57)
- ⑥「黒部ケーブルカー」黒部平(10:10)→黒部湖(10:15)
- ⑦「関電トンネル電気バス」黒部ダム(11:05)→扇沢(11:21)
- ⑧「路線バス」扇沢(11:25)→信濃大町駅(12:00)
- ⑨JR「普通」信濃大町駅(12:05)→松本駅(13:03)
- ⑩JR「特急しなの14号」松本駅(13:54)→名古屋駅(16:07)
4,2日目(富山→アルペンルート→松本・名古屋)
アルペンルートは、様々な交通手段を乗り継ぐ必要があるため、時間や乗り換え口などを確認するのが大変と感じる方もいるかもしれません。
しかし、臨時便も適宜運行されるため、最終便の時間さえ頭に入れておけば、自分のペースに合わせて無理なく攻略できます。
また、案内表示も明確(方向によってイメージカラーが使われているなど)ですし、案内してる方も多くいらっしゃるので安心です。
アルペンルート内の標準時刻表については、立山・黒部アルペンルート 公式
①「富山地方鉄道」富山駅(6:01)→立山駅(7:10)
・電鉄富山駅
2日目は、電鉄富山駅からスタートです。JRや路面電車が発着する富山駅とは、別の建物になるので注意が必要です。
電鉄富山駅では、1日目に購入したきっぷのうち「かえり」と書かれている方を利用します。
富山地方鉄道は、富山市内や郊外を中心に運行されており、県民の重要な交通手段になっています。
また、首都圏で活躍していた列車が在籍していたり、現代では見かけないようなレトロな駅舎もあるなど、とても興味深い路線です。
・立山駅
普通電車に1時間程乗車すると終点の立山に到着します。立山駅は、立山黒部アルペンルートと富山地方鉄道が乗り入れる駅で、売店やレストランがあります。

駅到着後、一階のアルペンルートきっぷ売り場にJR券を提示することで、下の写真のようなチケットをもらうことができます。
チケットは、立山から美女平までのケーブルカーの時刻が指定されていますが、それ以外の乗り物は、自分の好きな時間に乗車できます。

②「立山ケーブルカー」立山駅(7:40)→美女平(7:47)
美女平到着後は、バスにて室堂を目指します。乗客の人数に応じて、適宜、臨時バスが出ているようです。なお、室堂まで直通で向かうバスもあります。
③「立山高原バス(直行:約50分)」美女平→室堂※臨時
・称名滝
直通バスに乗車したため、途中下車は、出来ませんが、称名滝が見える付近で減速してもらえます。称名滝は、国指定の名勝および天然記念物に指定されており、その落差は、日本一だそうです。
四季折々に異なる景色を楽しむことができるのも魅力の一つです。

・室堂
室堂は、立山黒部アルペンルートの最高地点で、標高約2450mに位置します。中部山岳国立公園の壮大な山々を望むことができます。
また、売店では、温かい食べ物を食べることもできます。
春から初夏にかけては、除雪後の雪の壁をまじかにしながら歩く「雪の大谷ウォーク」を体験できます。
標高が特に高く9月でもかなり寒かったので、服装に注意です。



④「立山トンネルトロリーバス」室堂(9:15)→大観峰(9:25)
・トロリーバス
トロリーバスは、一般のバスと違い、架線から電気を得て走行するため、排気ガスを出さず、環境にやさしいことが特徴です。
日本では、かつて都市部で運行されていましたが、維持費の増加や老朽化などが進み、廃止されることが多くなりました。
立山トンネルトロリーバスにおいても2024年度を持って、残念ながら運行を終了するということで、貴重な経験ができました。
2025年度からは、充電式の電気バスでの運行をスタートするそうです。


⑤「立山ロープウェイ」大観峰(9:50)→黒部平(9:57)


⑥「黒部ケーブルカー」黒部平(10:10)→黒部湖(10:15)
・黒部湖&黒部ダム
黒部湖と黒部ダムは、ともに日本有数の貯水量・放出量を有します。特に観光シーズンは、観光放流を実施しており、その迫力は圧巻です。
観光客向けの展望台や遊歩道、レストランなどもあり、満喫することができます。



⑦「関電トンネル電気バス」黒部ダム(11:05)→扇沢(11:21)
最後は、電気バスに乗ります。こちらの経路もかつては、トロリーバスが担っていました。
騒音も少なくあっという間に扇沢に到着です。扇沢には、売店があり、アルペンルートのお土産を買い忘れた方も安心です

⑧「路線バス」扇沢(11:25)→信濃大町駅(12:00)
・信濃大町駅

⑨JR「普通」信濃大町駅(12:05)→松本駅(13:03)

・松本駅
松本駅では時間があったため、改札外に出ました。松本はそばが有名ですので、様々なそば屋が並んでいます。今回利用したお店は、特盛でもかなり安く、食べることができました。

⑩JR「特急しなの14号」松本駅(13:54)→名古屋駅(16:07)
しなの号に利用されている383系は、カーブでもスピードを落とさなくてよい仕組みが備えられています。また、大きな窓が特徴で、車窓を十分楽しめます。

最後までご覧いただきありがとうございました。
