今回は、JR東日本が期間限定で販売している旅せよ平日!JR東日本たびキュン♡早割パス(以下、キュンパス)を利用して、三陸を訪問した際の旅行記 前半を紹介したいと思います。
※BRTを除く全列車にお手洗いがあります。
旅行記の後半は、【2025年版】JR東日本キュンパス利用ー三陸鉄道旅 後半
キュンパスは、JR東日本エリアと三陸鉄道など一部の鉄道会社の列車に1日間もしくは、2日間乗り放題になるきっぷです。
キュンパスについて詳しくは、
【R7再販決定】旅せよ平日!JR東日本たびキュン♡早割パスキュンパス利用でお得な旅へ
2024に引き続き、再販されましたが、非常にお得なきっぷであることから、駅等には、通常よりも多くの利用客が見られました。
来年の再販も期待しつつ、本ブログを書きましたので、今年は使えなかったという方も、ぜひ最後までご覧ください。
※掲載情報は、ブログ作成時点のものです。記事の正確性には細心の注意を払っていますが、誤っている可能性もあります。実際に行かれる際は、最新の情報を公式サイト等から参照した上で移動されるようお願い致します。
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目次
1日目(新潟→三陸)
①上越新幹線「とき300号」新潟(6:12)→大宮(7:45)
上越新幹線新潟発の始発です。自由席の占める割合が多く、指定席より空いていることが多々あります。新潟駅は始発駅ですので、自由席でも確実に座ることができます。

高崎駅を過ぎると自由席の空席はなくなり、立ち客も増えてきます。
高崎駅では、東京方面に向かう新幹線として、北陸新幹線の他、東京⇔越後湯沢間で運転されている「たにがわ号」もあります。
しかし、どの時間帯においても、上越新幹線「とき号」の混雑率は高いイメージです。
②東北新幹線「はやぶさ103号」大宮(8:21)→一ノ関(10:11)
大宮駅で下車後、東北新幹線に乗り換えます。キュンパス利用期間&スキーシーズン等であったことも重なり、早朝の「はやぶさ号」の指定席はほぼ満席でした。
また、上越妙高や、ガーラ湯沢に向かう列車の混雑率は、特に高く、お客さんが乗り切るまでにかなりの時間を要してました。
「はやぶさ号」のように全車指定席の列車に乗車する場合は、新幹線特急券に合わせて指定席券が必要です(2回もしくは4回分キュンパスの料金に含まれる)。
発売開始と同時にすぐ売り切れることもありますが、キャンセル料が増大する前に当たる出発日の2日前や、旅行会社などが確保していた席を手放す1~2週間前は、空席が出るチャンスです。
きっぷの仕組みについて詳しくは、
・一ノ関駅
一ノ関駅では、多くのお客さんが降車していました。その理由としては、世界遺産「平泉」にアクセスするための東北本線乗り換え駅であることが考えられます。
また、今回乗車した大船渡線も、編成が短いものの、多くのお客さんが乗車していて、車内の空席はほぼありませんでした。
終点の気仙沼まで乗るお客さんも多くいましたが、有名な観光地である猊鼻渓で降りる方も見られました。

③大船渡線 一ノ関(10:17)→気仙沼(11:45)
・気仙沼駅
気仙沼駅からは、バス高速輸送システム(BRT)に乗車します。この路線は、元々鉄道路線でしたが、東日本大震災の影響を受け、鉄道としての復旧ではなく、バス路線として復活しました。
一方、運行会社はJR東日本のままで、乗車券の通算ができたり、バス停ではなく○○駅と表記してるなど全国的にも珍しい仕組みになっています。
バス路線として運行することで、より、広い地域を包括できることもあり、新駅が開業するなど需要度は、増々高まっているがうかがえます。
また、気仙沼駅では、鉄道用ホームにバス車両が乗り入れる構造になっていて、簡単な乗り換えが可能です。





④大船渡線BRT 気仙沼(12:04)→奇跡の一本松(12:37)
・奇跡の一本松駅
「奇跡の一本松」は東日本大震災時に津波の被害を受けつつも唯一生き残った松です。その松の近くにある同駅は、道の駅「高田松原」の最寄であり、震災の教訓を伝える施設が併設されています。
今回実際に自分の目で被害の様子を見ることで、画面で見るよりもはるかに津波の怖さを理解することができました。
改めて、震災時の備えについて考える必要があると感じます。

・道の駅「高田松原」

以前の道の駅舎では、前方部分にアーケードがあったようですが、津波の影響で跡形もなくなっています。


⑤大船渡線BRT 奇跡の一本松(14:13)→盛(15:08)
引き続き、BRTに乗車し、三陸を横断します。
盛駅で三陸鉄道に乗り継ぎます。

⑥三陸鉄道南リアス線 盛(15:20)→宮古(17:48)
三陸鉄道は、総延長163kmで、日本一長い第三セクターになっています。震災の影響を受け、一部運行見合わせの状態が続いていましたが、JRからの譲渡路線も含め、南&北リアス線が繋がりました。
同路線は、リアス海岸を始めとする美しい景色を楽しむことができるほか、特別列車の運行もあり、多くの観光客を魅了します。
また、NHK連続朝ドラマ「あまちゃん」のロケ地でもあり、聖地としての魅力も発揮しています。



・宮古駅
宮古駅には、三陸鉄道のグッツなどを販売している売店「さんてつ屋」があります。三陸鉄道乗換駅でもあるので、乗り換え時間に立ち寄ることも可能です。

⑦三陸鉄道北リアス線 宮古(18:19)→久慈(20:01)
・久慈駅
久慈駅には、有名な駅弁であるうに弁当が売っているお店「三陸リアス亭」があります。数量限定&予約受付ありという情報がありますが、訪れる際は、予め詳細な情報を確認しておくことをお勧めします。

⑧八戸線 久慈(20:14)→八戸(21:58)
JR線の八戸線に乗ります。
八戸駅の一つ手前の本八戸駅でお客さんの乗降率が高かった印象ですが、基本的に車内は、空いていました。

⑨東北新幹線「はやて98号」八戸(22:15)→盛岡(22:48)
八戸駅は、かつて東北新幹線の起点駅としての機能を果たしていました。
現在、通常の営業列車で北海道に渡る場合、新幹線を利用するしかありませんが、新幹線開業前は、多くの特急列車が行き来しており、八戸駅も特急列車停車駅でした。
はやて98号は、盛岡方面に向かう東北新幹線の最終であり、駅と車内は、閑散としていました。


引き続き、後半もお楽しみください。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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