これから3回に渡り、JR線の電車の乗り方について写真を用いながら、わかりやすく解説したいと思います。最初の1回目は、切符の種類についてです。ぜひ、最後までご覧ください。
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目次
1,電車の種類
まず始めに主な電車の種類と必要な切符について簡単に表にまとめてみました。
※表に記載の切符の種類は、イメージしやすいように記載したため、実際の切符に記載の名称とは異なる場合があります。また、乗車券と特急券(指定席券も含む)があわせて一枚で発券されることがあります。
※座席のグレードは、普通車→グリーン車→グランクラス車の順に上がりますが、グランクラス車は、東北(一部の車両)、北陸、上越新幹線に設定されています。
※寝台車は、電車にベットが備えられており、夜間の時間帯に長距離を移動できます。現行のJRの定期運用列車は、サンライズエクスプレスのみです。
サンライズエクスプレスについて詳しくは、東京発着!ちょっと豪華な電車旅
2,乗車券
新幹線、特急電車、普通電車(快速電車も含む)など何の種類の電車に乗るか関係なく、必ず必要な切符。乗る距離に応じて払う運賃が決まります。乗車券は、大きく3種類ありますが、今回は、使う機会が多いと思われる片道乗車券と往復乗車券について解説します。いくつかの条件を満たすと割引を受けることができます。
①片道乗車券
最も基本的な切符で、出発地から(経由地を含む)目的地まで行くことができる切符
②往復乗車券
同じ経路を往復する際に利用できる切符(①片道乗車券の2枚分が1枚になったような切符)
3,特急券
新幹線や、特急電車などに乗る際に乗車券とは別に必要な切符。乗る区間に応じて払う料金が決まります。(イメージとしては、乗車券のほかに特急券も払うことで、より目的地に早く着いたり、サービスが良い電車に乗れる感じ)ネット予約等を除いて、あまり割引制度はありません。
4,指定席券(グリーン券、グランクラス券、寝台券)
新幹線や、特急電車など普通電車(快速電車を含む)などで、指定席(あらかじめ席を指定して確実に座ることができる)に乗車する際に必要な切符。基本的に特急券が必要な場合は、特急券と指定席券が一枚で発券されます。また、普通車よりも上位なグリーン車や、さらに上位のグランクラスなどに乗る際は、あらかじめ、座席指定をすることが前提のため、指定席券の料金が含まれた上で、グリーン券などと表記されます。※自由席タイプのグリーン車を除く
①新幹線(自由席)特急券
②新幹線(指定席)特急券
③新幹線(グリーン席)特急券
④新幹線(グランクラス席)特急券
※券名の表記は、グリーン券と同じ
⑤在来線・指定席券
⑥在来線・指定席券
⑦在来線(自由席)特急券
⑧在来線(指定席)特急券
⑨在来線(グリーン席)特急券
⑩在来線(寝台)特急券
最後までご覧いただきありがとうございました。