【全国屈指の赤字路線】芸備線・木次線(広島•島根)にあるものは?!

旅行

今回は、全国の中でも赤字路線といわれている芸備線木次線について乗車体験を元に紹介したいと思います!

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1,芸備線・木次線とは

芸備線(広島⇔三次⇔備後落合⇔新見)木次線(備後落合⇔宍道)は、JR西日本が運行している中国山地西部の山間を走るローカル線です。現在、存続が危ぶまれており、沿線地域の住民を中心に存続のための様々な取り組みをしています。運行本数は、広島⇔三次間を除き、かなり少なく、実際に行く際は、念入りな計画作りが必要です。列車は、多くの区間で一両で運行していますが、お手洗いが設置されているため、安心して乗車できます。また、都会では見られない山間部ならではの景色を楽しむことができます。広島から出雲大社などに行く際に利用すると旅行気分をより味わえるのでおすすめです。

2,乗車記

今回は、広島観光をしたあと、福山から福塩線に乗車し、三次まで行ったため、芸備線の三次→木次木次線の木次→宍道間に乗車しました。この区間では、一日に数本しか電車がなく、経路設定にかなり苦労しました。 途中の三次駅は、比較的大きな駅で、ホテルや飲食店が、また、木次駅の前には、ローカルなスーパーがあります。

①三次(6時50分)→備後落合(8時14分)

三次駅を朝早くに出発。(次に備後落合まで行く電車は、13時までありません)朝の通学時間帯だったので、学生の方と途中まで一緒に乗車。他に乗っているのは、青春18きっぷを使って旅行している方のみといったところでした。

(青春18きっぷについて詳しくは、激安!東京→関西(京都•大阪•神戸)に2410円で行く方法(1回/人あたり)

備後落合は、かつてターミナル駅として栄え、駅前には旅館などがありました。しかし、現在では、利用客が大きく減少し、駅前は閑散としています。実際、周りに自然と、一台の自動販売機以外何もありませんでした。(景色はとっても綺麗でしたよ!)ですが、近年、全国の中でも有名な秘境駅としての人気が高まり、県外からも観光客が来ています。また、元国鉄職員の方などが、駅の保管活動を積極的になさっていて、駅舎には、様々な資料が置いてありました。今回、訪れた際は、次の電車の発車までの間、元職員の方が、沿線の歴史などを解説してくださいました。中には、国鉄職員にしか分からないような貴重なお話もありました。そのおかげで、あっという間に待ち時間が過ぎました。

また、駅構内には、かつて走っていたSL(蒸気機関車)のための設備が残っていました。まるで昔にタイムスリップしたような気分を味わうことが出来ました。

SLは、今の時代の列車と違い後ろ向きに走ることが苦手なため、終点に到着後、転車台(上写真)と言われる設備で向きを変えていました。

SLは、石炭を燃料にして走ります。貯炭場(写真上)で石炭を貯蔵していました。

②備後落合(9時20分)→木次(11時28分)

備後落合からは、元職員の方に見送られながら木次線に乗車します。この先は、かなり高い山の中を走り抜けていきます。途中で県境を挟み、広島県から島根県に入ります。

木次駅は、列車の基地もあり、駅前は比較的人通りがあります。

③木次(11時54分)→宍道(12時27分)

今までは、山の中を走っていましたが、急に景色が変わり、開けた景色を見ることが出来ます。

無事、お昼過ぎに宍道に到着しました。この後は、山陰本線で出雲市まで行き、駅構内でお昼ご飯。名物の割子そばを食べました。そば本来の味をさまざま薬味と楽しむことができ美味しかったです!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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