【初めて・半日】そうだ、今こそ金沢に行こう!

旅行

2024年1月1日に能登・北陸地方を震源とする大きな地震が発生しました。同地震で被害を受けた方々にお悔やみを申し上げると共に、被災地域の早期復興を心から願っております。現在、政府は、北陸地方対象の旅行を支援する取り組みを行っています。宿泊を伴う旅行プランなどを選択すると割引を受けられるそうです。また、2024年3月16日より北陸新幹線が敦賀まで延伸され、ますます北陸の旅行需要は拡大すると考えられます。そこで、今回は、北陸の中心・金沢のモデル観光プランを紹介します!

※掲載情報は、ブログ作成時点のものです。記事の正確性には細心の注意を払っていますが、誤っている可能性もあります。実際に行かれる際は、最新の情報を公式サイト等から参照した上で移動されるようお願い致します。また、著作権保護等の観点から、外部サイトへのハイパーリンクを消している場合がありますのであらかじめご了承ください。

1,初めに

2015年に長野新幹線が延伸され、東京金沢間を結ぶ北陸新幹線が誕生しました。北陸新幹線の開通に伴い、起点駅の金沢市は観光地としての知名度が益々向上しました。市内の観光地の多くは路線バスや、循環バスなどで簡単に巡ることができ、また、比較的同一エリア(金沢駅から半径5km以内)に集約されているため、滞在時間の長短に限らず、充分楽しめます。その中で今回は、特に初めて金沢を訪れた方向けに短時間で金沢の魅力に浸るプランを紹介します。金沢市内では主に北陸鉄道バス西日本JRバスの2社がバスを運行しており、周遊バスもあります。両者共に、金沢市内1日フリー乗車券(大人800円・小人400円)が利用可能です。北陸鉄道バスの一部路線では全国交通系ICカードが使えないので注意が必要です。前述の通り、観光スポットが集約されているので、自分の体力や、余力、天候・滞在時間などによって、徒歩や、レンタサイクルを移動の候補に入れるのもおすすめです。※各施設の滞在時間は、おおよそ30分~1時間です。

※金沢市内1日フリー乗車券について詳しくは、公式サイト 北陸鉄道株式会社

2,金沢駅

駅構内には、金沢の名産を買うことができるお土産屋や、観光案内所(8時30分から20時まで)の他にも、白山そばなど様々な店舗が入店しています。そして、駅を出ると誰もが知っている大きな門で迎えられます。この門は、伝統芸能に使われる鼓をイメージして作られたため鼓門と呼ばれています。夜間はライトアップされ、より一層、存在感を引き立てます。金沢駅のシンボルのみならず、観光スポットとしての役割も果たしています。また、駅前にはおしゃれな商業施設もあり時間をつぶすのに最適です。

※金沢市内の観光スポットを通る多くのバスは、鼓門がある出入口側のバスロータリーから出発します。

3,兼六園

金沢駅」から、路線バスで約10分「兼六園下・金沢城」もしくは、「広坂・21世紀美術館」下車、徒歩約5分金沢といえば、誰もが兼六園を思い浮かべるのではないでしょうか。兼六園は、その美しさから日本三大名園(岡山・後楽園、茨木・偕楽園)の一つに挙げられており、春の桜や、秋の紅葉、冬の雪などによって、庭園内の景色は、四季折々に姿を変えます。今回は、3月上旬に訪れたので桜の開花には少し早かったですが、きれいな梅が咲いていました。兼六園の梅の品種は、多彩で、長期間にわたり楽しむことができるそうです。また、朝早くから開園しているため、金沢観光の始めに訪れると効率的に観光ができると思います。時期によっては、ライトアップを行っているようなので、訪れる際は、ホームページ等を参考にしてください。公式サイトからオンラインでチケット購入することもできます。(後述の観光施設も同様にオンラインチケットシステムあり)

また、園内の坂を上ると展望スペースがあり、そこからは金沢市内の様子が一望できます。晴れた日は、遠くまで見渡すことができ、とても心地がいいです。

兼六園施設情報

入園料金:大人(18歳以上)320円・小人(6~17歳)160円※キャッシュレス決済対応窓口あり

開館時間:7時~18時※10月16日~2月末は8時~17時

公式サイト 兼六園

4,金沢21世紀美術館

兼六園から徒歩数分。町に開かれた公園のような美術館をコンセプトに市民、観光客を問わず誰もが楽しめる施設を目指しています。そのコンセプト通り、入館は無料で館内には、プロの芸術作品が展示されているだけでなく、市民ギャラリーが開催されたり、託児室やキッズスタジオが併設されています。一部展示コーナーは有料ですが、無料エリアだけでも、近代アートを視覚的に楽しむことができます。

施設内にあった油圧式エレベーターです。日常生活で見かけるエレベーターは、様々な器具が取り付けられているイメージがあったため、実際に動く姿を見るまで本当に動くか疑問でした。入口の作りも簡素で不思議な印象でした。ここでも実際の体験を通して近代アートに触れることができました。

金沢21世紀美術館施設情報

入館料金:無料※一部展示は有料

開園時間:・展覧会ゾーン:10:00~18:00※金・土曜日は20:00まで・交流ゾーン:9:00~22:00

公式サイト 金沢21世紀美術館

5,金沢城公園

21世紀美術館から徒歩数分。加賀藩の城を整備し、現在は、都市公園として金沢の観光スポットの一つになっています。天守は残っていませんが、お洒落かつ繊細に復元された多種多様な石垣作りが有名で、まるで金沢の街並みを表現しているようです。また、石川門と言われる堂々とした門は重要文化財に認定されています。かつては金沢城のキャンパスがありました。

城内には、玉泉院丸庭園と呼ばれる江戸後期の姿を再現した庭園があります。同庭園のライトアップ(週末の夜中心)はとても見ごたえがあるそうです。

金沢城公園施設情報

入園料金:無料※一部施設は有料

開園時間・3月1日~10月15日:7時~18時・10月16日~2月末日:8時~17時

公式サイト 金沢城公園

6,ひがし茶屋街

尾張町」から、路線バスで数分「東山」下車、徒歩数分もしくは、徒歩約15分遠い昔、茶屋を集めたのが始まりだそうです。茶屋街は、大通り付近と思えないほど閑静で、木造の建物からは古き良き風情が感じられます。着物を着た写真スポットにも最適です。

今回は、数多くある茶屋の中でもきんつば中田屋を訪れました。一階は、きんつばなどの販売を行っていますが、二階は、カフェになっていて入れたての抹茶と合わせて和菓子を楽しめます。また、現代においては見られないレトロな室内からは、茶屋街の様子を眺めることができます。素材にこだわりを持っているようで、特に店名にも含まれているきんつばはとてもおいしかったです。

公式サイト きんつば中田屋

ひがし茶屋街施設情報

石川県公式観光サイト ひがし茶屋街

7,近江町市場

東山」から、路線バスで約5分「武蔵ヶ辻・近江町市場」下車してすぐ。約300年にも渡り金沢市民の台所としての機能を発揮しています。市場は、観光客や市民など多くの人で賑わっていました。お昼前(11時ごろ)に市場に入りましたが、お昼に近づくにつれ客足が特に増してきた印象でした。飲食できるスペースも多くあり、その場で捌いた新鮮な魚介を楽しむ事もできます。

(写真提供:近江町市場商店街振興組合)

(写真提供:近江町市場商店街振興組合)

市場の賑わいから少し距離を置いたところにある近江町いちば館2階にある近江町海鮮丼家 ひら井 いちば館店で海鮮丼を食べました。比較的お手ごろな価格帯で楽しむことができました。様々な店舗があるので、時間の許す限り自分に合ったお店を探すといいかもしれません。

公式サイト 近江町海鮮丼家 ひら井 いちば館店

近江町市場施設情報

公式サイト 近江町市場

8,金沢記事掲載観光地マップ

金沢駅, 金沢駅西通り, 日吉町, 金沢市, 石川県, 中部地方, 920-0856, 日本 兼六園, 金沢市, 石川県, 中部地方, 920-0936, 日本 金沢21世紀美術館, 百万石通り, 石引四丁目, 広坂一丁目, 金沢市, 石川県, 中部地方, 920-0962, 日本 金沢城, 極楽橋, 丸の内, 金沢市, 石川県, 中部地方, 920-0962, 日本

ひがし茶屋街, 愛宕二番丁, 観音町二丁目, 金沢市, 石川県, 中部地方, 920-0911, 日本

近江町市場, 下近江町, 金沢市, 石川県, 中部地方, 920-0907, 日本

最後までご覧いただきありがとうございました。

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