【保存版】初心者必見・国内線利用ガイドーLCCや、大手との違いも解説!

交通

皆さんは、国内を旅行するとき、飛行機を使いますか?中には、何となく飛行機は運賃が高いから、搭乗手続きが複雑だからといった理由から飛行機が移動手段の選択肢に入っていない方もいらっしゃると思います。ですが、予約のタイミングや、航空会社によっては高速バスや、鉄道よりも安く搭乗することができます。今回は、飛行機についてLCCとはどのような航空会社であるのかを含めて、飛行機についてわかりやすく説明したいと思います!

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1,【国内線】主な空港会社の種類(LCCを含む)

①大枠での分類

・フルサービスキャリア(FSC)

従来のサービス※を提供する空港会社。

全日本空輸(ANA)日本航空(JAL)富士ドリームエアラインズ(FDA)など

・ローキャリアサービス(LCC)

従来のサービス※の中でも必要最小限のサービスを提供し、その他のサービスをオプション化(追加料金)して提供する空港会社。

ジェットスター・ジャパン(Jetstar)、ピーチアビエーション(Peach)、など

・ミドルコストキャリア(MCC)

来のサービス※を維持しつつ、コストを抑えた空港会社。

エア・ドウ(AIRDO)ソラシドエア(Solaseed Air)スカイマーク(Skymark)、スターフライヤー(SFJ)など

・その他

トキエア(TOKIAIR)など

※従来のサービス・・手荷物の重量制限、座席指定、機内での飲料提供など

②代表的な各航空会社の特徴

・全日本空輸(ANA)

イメージカラーのブルーが機体にも使われており、国内最大の旅客数を誇る航空会社。国内、国際共に就航路線も多岐に渡る。独自の会員サービスであるANAマイレージクラブを実施しており、搭乗に応じて貯めたマイルは、ネットショッピングや、航空券の購入などに充てることができる。

・日本航空(JAL)

丹頂鶴をモチーフにした機体を使用しており、ANAと並ぶ大手の航空会社である。独自の会員サービスとしてJALマイレージバンク制度を実施している。ANAと同様、貯めたマイルの活用方法は様々である。

・富士ドリームエアラインズ(FDA)

静岡県を中心に主要な地方空港を結ぶ航空会社。前述の航空会社と比べ、就航路線は少ないものの、従来のサービスを維持しつつ、かなり低額で搭乗できる。また、JALのマイルが貯まる。

FDAについて詳しくは、【コスパ最強】移動にはFDAを使え!

・ジェットスター・ジャパン(Jetstar)

国内線LCCの就航数No.1の航空会社である。安全性を維持しつつ、価格を抑えただけでなく、様々なオプションから自分に必要なサービスのみを選ぶことができる。国内の就航路線も様々であり、搭乗に応じてJALのマイルが貯まる。

・ピーチアビエーション(Peach)

2012年日本の航空会社として初めてのLCCとして、関西空港を拠点に就航路線を拡大。様々なキャンペーンを実施しており、タイミングによっては、数千円の破格で搭乗できることもある。

・トキエア(TOKIAIR)

新潟を拠点として2024年1月下旬に札幌丘珠と新潟を結ぶ路線の営業を開始した新規航空会社である。ハイブリット航空(低運賃と高品質なサービス)を目指し、路線を拡大中。

2,搭乗券を予約する

今回は、ANAPeachにおける搭乗券の予約方法について紹介します。航空会社は違いますが、大まかな予約方法は、FSCLCCで同様です。また、空港会社に関係なく基本的に早く予約すればするほど安く予約できるほか、購入方法も様々です。

旅客施設使用料(空港利用料)・・特定の空港(新千歳、仙台、羽田、成田、静岡、中部、伊丹、関西、福岡、北九州、熊本、那覇)を発着する国内線を利用する際に搭乗券の運賃に追加で含まれる料金

燃料付加運賃(燃料サーチャージ)・・一部空港会社において、燃料の市場価格と連動して搭乗券の運賃に追加で含まれる料金。

①ANA

ANAでは通常運賃(変更可)以外にも複数の運賃タイプ(原則変更不可)があります。また、前述したように、ANAカードを利用するなどANAマイレージ会員になるとお得にマイルを貯めることができます。貯めたマイルは運賃や、買い物以外にも座席のグレードを上げる(アップグレードをする)ために使うこともできます。

ANAホームページより

ANAマイレージ会員12歳以上25歳以下の場合、搭乗日当日に空席があれば0時よりオンラインもしくは、カウンターにおいて格安で予約できるスマートU25があります。JALにも同じような運賃タイプ(スカイメイト)がありますが、こちらは、カウンターのみで予約可能です。また、他にも株主優待券を使って割引価格で予約する方法などがあります。

※イメージとしては、ANAFREXの正規運賃だと3~4万円、ANASUPERVALUEの運賃だと1万円より安いことがあります。

②Peach

LCCでは様々なキャンペーンを実施しており、購入するタイミングや追加するオプションによって大きく運賃が異なります。後ほど解説しますが、機内に持ち込む荷物や、預ける荷物の重量などにおいてFSCよりも制限があり注意が必要です。(オプションとして重量制限を上げることができます)また、座席指定や、機内食の有無、支払方法によって追加で料金が発生することがあります。Peachの場合は、大きく分けて3つの運賃タイプがあります。

Peachホームページより

3,飛行機に搭乗する①(搭乗準備)

飛行機に搭乗する際一番気を付けなければいけないのが、持ち物についてです。ここでは国内線における標準的な持ち物の決まりについて紹介します。実際に搭乗する際は、搭乗する航空会社の情報を参照してください。※国際線ではテロ等防止の観点からより厳しい規則が適用されます。

持込手荷物(旅客が自ら客室に持ち込む手荷物)

合計10㎏まで・三辺の長さの和が115㎝以内のもの一点と、見回品を収納するバック一点

・液体(飲料を含む)や、スプレー、モバイルバッテリーに関しても注意が必要です。特に化粧水などスキンケア用品は、500ml(550㎎)のケースに入れて置く必要があるので注意しましょう。(1人2L/㎏まで)

・刃物等危険物は機内に持ち込めません。

※日本国内の空港においてANAやJALの場合、持込手荷物の計量は行われないことが多いです

※LCCでは、持込手荷物の制限が7㎏であることが多く、超過分は予約の段階で追加料金を払う必要があります。(搭乗当日に超過した場合は、割増の超過料金がかかることがあります)

受託・預入手荷物(航空会社に預け荷物室などで運ばれる手荷物)

合計20~45㎏まで・個数制限はあまりない

高価品や、その他発火する恐れのあるものなどは預けることは出来ません。

4,飛行機に搭乗する②(搭乗当日)

飛行機に搭乗する際は、空港に着いてから飛行機に搭乗するまでにいくつかのステップを踏まなければいけません。ここでは、国内線における搭乗までの流れを紹介します。

①空港到着

空港に到着(出発時刻の1時間前までをめどに)したら搭乗予定の航空会社のカウンターで、チェックインをします。具体的には、搭乗手続きをし、搭乗券(二次元コード等)を発行してもらいます。※事前にスマホの端末でオンラインチェックインし、二次元コード等を自身の端末に表示させる場合もあります。

②チェックイン

チェックイン際に、受託手荷物がある場合は併せて手続きをしてもらいます。

③保安検査

チェックイン終了後、出発時刻の20分前をめどに保安検査を受けます。あらかじめ、持ち込み可能であるかや、ケース等に出すべき荷物がないかなどを確認しておくとスムーズに検査が受けられます。

④搭乗

保安検査終了後、出発時刻の10分前までに搭乗口に向かいます。搭乗便によっては、配慮の必要な方や、ランクが高い座席に搭乗する方から登場する優先搭乗が行われることがあります。

5,FSCとLCCの比較

・FSC

FSCは、従来通りのサービスが提供されており、搭乗券の額面の金額がそのまま支払う料金であることが多く明瞭です。しかし、全体的に金額が高くなりがちで、不必要なサービスがある人にとっては少し、無駄に感じてしまうかもしれません。

・LCC

LCCは、自分に必要なサービスのみを選択できるため、金額を抑えることができます。しかし、搭乗券の額面の運賃の他に、手数料や、選択したオプションによって料金が追加で発生することがあります。

※掲載写真 photoACより

最後までご覧いただきありがとうございました。

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