3回に渡って、JR線の乗り方を紹介しています。前回(2回目)は、電車の乗り方入門②(切符の購入方法)でしたが、今回は、切符の購入方法についてです。ぜひ、最後までご覧ください。※原則として、JR券の発売開始は、出発日の一か月前の同日の午前10時からです。
※掲載情報は、ブログ作成時点のものです。記事の正確性には細心の注意を払っていますが、誤っている可能性もあります。実際に行かれる際は、最新の情報を公式サイト等から参照した上で移動されるようお願い致します。また、著作権保護等の観点から、外部サイトへのハイパーリンクを消している場合がありますのであらかじめご了承ください。
目次
1,みどりの窓口
最も基本的な切符の購入方法で駅員の方に欲しい切符を伝える方式です。主要な駅に設置されています。購入の際は、出発日、出発駅と到着駅、乗車予定の列車、座席指定の有無などを伝える必要があります。また、事前にメモを書いておくのもおすすめです。最近は、窓口設置駅が減少しており、代わりに、おおよそ同じ機能を持つ券売機の設置が進んでいます。
2,自動券売機
駅の規模によって設置されている自動券売機が異なります。ここでは、代表的な3種類を取り上げたいと思います。ちなみに今回は、取り上げませんが、最近は、みどりの窓口の代わりに自動券売機越しにオペレーターの方と話せる「話せるみどりの窓口」などが導入されています。
①(近距離用)自動券売機
近距離用乗車券が買える最も簡易的な券売機。長距離乗車券や、特急券は買えない。
②多機能券売機
近距離用券売機の機能に加え、Suicaの購入やチャージ、新幹線の切符の購入ができる。
③指定席券売機
前述した2つの券売機の機能以外にも、自動券売機の中ではかなり多くの機能を持つ。乗り換え案内から長距離切符の購入や、お得な切符の購入、ネット予約した切符の受け取りもできる。
🔍JR東日本公式サイト 指定席券売機のご案内
いずれの券売機も基本的に画面に表示される通りに進めれば切符の購入が可能ですので、そこまで、抵抗感を覚える必要はありませんが、多少の慣れが必要かもしれません。また、指定席券売機は、特急や、新幹線の切符なども購入できるため、みどりの窓口などが混んでいるときは特におすすめです。
3,ネット予約
JR各社では、ネットを使って事前に切符を予約したり、電車によっては、きっぷを発券しなくてもそのまま特急券代わりになるもの(チケットレス)もあります。基本的にきっぷを発券する場合は、みどりの窓口や、ネット予約のマークが書いてある指定席券売機などで発券できます。また、購入の際は、クレジット払いのほかにも、コンビニや、みどりの窓口で現金払いすることもできます。
①えきねっと(JR東日本・北海道)
会員登録不要・年会費無料
全国の新幹線・JR特急列車の予約ができます。JR東日本管内に住んでいる人を始め、個人的に一番おすすめです。※サンライズエクスプレスの寝台は、予約不可(ノビノビ座席は予約可能)
②スマートEX・EX予約(JR東海)
スマートEX・・会員登録必要・年会費無料、EX予約・・会員登録必要・年会費1100円
EX予約、スマートEXは、それぞれ東海道、山陽、九州新幹線に会員価格でお得に乗れます。東海道、山陽、九州新幹線に頻繁に乗る方におすすめです。
③e5489(JR西日本)
会員登録不要・年会費無料
JR四国、JR西日本、JR九州、JR東日本(一部)の特急列⾞、山陽・九州・西九州・北陸新幹線などの予約ができます。寝台券の購入、「サンライズエクスプレス」に乗るならe5489がおすすめです。サンライズエクスプレスについて詳しくは、東京発着!ちょっと豪華な電車旅。
④インターネットネット列車予約(JR九州)
会員登録必要・年会費無料
九州・山陽新幹線を中心にJR九州・JR西日本の特急列車などの予約ができます。
🔍公式サイト JR九州インターネット列車予約
注意事項
原則として、切符の受け取りは、管轄エリアでする必要があります。また、予約内容によって変更ルールなどが普通の切符と異なることがあります。
例)えきねっとで予約した切符は、えきねっと取扱駅(JR東日本の駅)で発券しなければならない。※一部駅では、JR東日本の駅でなくても受け取れる
4,旅行会社(大学等の生協)の窓口
旅行会社や、大学などの生協窓口には、JR券を発券できる機会があります。近くにみどりの窓口がない時や、駅で切符を購入する余裕がない時などは、おすすめです。窓口に行かれる際は、事前にJR券が発券可能か確認してから行かれることをお勧めします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント