【割引】JR乗車券がお得になる方法+α

交通

今回は、JR乗車券がお得になる方法をご紹介します!特に長距離移動する際におすすめです!ぜひ最後までご覧ください。

切符について1から詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

電車の乗り方入門①(切符の種類)

電車の乗り方入門②(切符の有効期間・変更)

電車の乗り方入門③(切符の購入方法)

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1,学割(学校学生・生徒旅客運賃割引

学生や生徒等に向けに設定されていて、100kmを超える乗車券が本人に限り似2割引になる制度です。在籍学校で学割証を発行し、(発行方法は学校で確認してください)駅のみどりの窓口などでその証明書を提示することで、割引を受けることが出来ます。しかし、学割の利用目的が原則的に以下の通りに定められているので注意が必要です。

(1) 休暇、所用による帰省
(2) 実験実習並びに通信による教育を行う学校の面接授業及び試験などの正課の教育活動
(3) 学校が認めた特別教育活動又は体育・文化に関する正課外の教育活動
(4) 就職又は進学のための受験等
(5) 学校が修学上適当と認めた見学又は行事への参加
(6) 傷病の治療その他修学上支障となる問題の処理
(7) 保護者の旅行への随行

日本学生支援機構(2021)「学校学生生徒旅客運賃割引証取扱要領」より引用

2,往復割引

こちらは、片道600kmを超える同一経路を往復する際に、往路(ゆき)・復路(かえり)それぞれの乗車券が一割引になる制度です。基本的にほかの割引制度と併用することはできませんが、学割と併用することは可能です。(往復割引→学割の順で適用されます)みどりの窓口や、指定席券売機、えきねっとなどのネット予約画面では、往復を選択することで購入できます。

例)東京⇆新青森(713.7)㎞

通常運賃・・10340円×2=20680円

学割適用後運賃・・8270円×2=16540円

往復割引適用後運賃9300円×2=18600

往復割引&学割適用後運賃7440円×2=14880円

3,乗り継ぎ割引

※2024年3月16日乗車分より廃止

こちらは、特定の駅(下の表参照)で新幹線と、特急を乗り継ぐ切符を同時に買うと特急料金が半額になる制度です。新幹線→特急へは新幹線乗車日の当日中に乗り継ぎ、特急→新幹線へは特急乗車日の翌日中に乗り継ぎをする必要があります。みどりの窓口や、指定席券売機、えきねっとなどのネット予約で購入できます。(えきねっとでは、当日中の乗り継ぎのみ)

※一部特急列車は、適用外

4,乗り放題切符等

JR各社では、通年、不定期で乗り放題切符を販売しています。乗車券のみ、特急券も含まれているものなど様々な種類があります。JRお得な切符などと検索すると調べることができます。また、みどりの窓口や、指定席券売機などで購入できます。ここでは、一例を紹介します。

(JR全線)青春18きっぷ

3シーズンに合わせて発売

JR全線普通列車(快速を含む)に乗り放題

新幹線、特急に乗る際は、別途、乗車券と特急券等が必要

青春18きっぷについて詳しくは、

激安!東京→関西(京都•大阪•神戸)に2410円で行く方法(1回/人あたり)

(JR東日本)週末パス

通年発売

関東・甲信越・東北(一部)エリア及び、一部私鉄の電車に乗り放題

土休日の連続する2日間乗り放題

指定席や、新幹線、特急に乗る際は、別途、指定席券、特急券等が必要

例)新潟⇆東京(333.9)㎞

通常運賃・・5720円×2=11440円

週末パス・・8880円(連続する2日間)

③(JR北海道•東日本)北海道&東日本パス

シーズン別販売

JR東日本・北海道の普通列車(快速を含む)及び、一部私鉄に7日間乗り放題

※その他、各エリア・地域限定、期間限定の乗り放題切符あり

5,シーズン別指定席特急料金

JR北海道在来線内や、一部例外を除いて、特急電車や、新幹線の指定席に乗る際は、4期に分けたシーズン別料金が、自動的に加算、減額されます。

詳しい日程は、🔍JRシーズン別の指定席特急料金

・通常期(料金の加算・減額なし)・・多くの日が当てはまる

・繁忙期(通常料金+200円)・・引っ越しシーズンや、三連休以上となる日など

※JR九州内では、繁忙期と通常期のみ設定

・最繁忙期(通常料金+400円)・・ゴールデンウイークや、お盆、年末など

※最繁忙期は、東北・北海道、山形、北陸、上越新幹線及び、JR東日本の一部特急列車に適用。それ以外の列車では、繁忙期の料金が適用

・閑散期(通常料金-200円)・・利用者が特に少なくなる時期が中心

※こちらはお得になるというよりも、少しマニアックな制度なので気になる方だけお読みください。

6,都区市内の特例(山手線内の特例)

東京行きや、大阪行きの長距離乗車券を買うと下の写真のように「区」や、「都区内」、「阪」と出ることがます。特定のエリア(下の表参照)の中心駅、そのエリア内の各駅から200kmを超える駅間の乗車券を買うとこの制度が適用となります。つまり、エリア内のどの駅でも、そのエリアの中心駅とみなします。この場合、エリア内で改札を出ずに、逆戻りしなければ、エリア内のどの駅で下車してもよいことになります。また、運賃は、エリア内の中心駅との距離で計算します。

例)新潟→東京(333.9km)

この場合、距離が200kmを超えているかつ、東京は、特定エリアに含まれるので、都区市内制度が適用となります。運賃は、新潟から東京駅までで計算しますが、実際は、東京の先の大崎や、品川など、東京エリアの中の駅であればどこでも下車可能です。

また、山手線停車駅と、東京駅から距離が100kmを超え、200km以内の駅間の乗車券を購入する際は、山手線の駅に関わらず、東京駅からから計算します。

7,大都市近郊区間の特例(大回り乗車)

ドラマのアリバイ工作のために登場したり、最近何かと耳にする大回り乗車です。特定のエリア内(東京、仙台、新潟、大阪、福岡)のみ乗車する場合は、乗車した経路に関わらず、最も安くなる運賃で計算します。ただし、途中下車をせずに、一筆書きができる経路である必要があります。実際にする際は、経路図を持参することをお勧めします。

例)東京→神田

①山手線(東京→神田)IC 146円

②山手線(東京→池袋)、埼京線(池袋→赤羽)、京浜東北線(赤羽→神田)IC 146円

一筆書きの経路であるため、①、②ともに同一料金

最後までご覧いただきありがとうございました。

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